鈴木蘭々、母の介護を語る|施設入所までの歩み
タレントの鈴木蘭々さんが、母・節子さんの介護について語っています。
2021年の圧迫骨折をきっかけに始まった母親のサポート。実家の片付けや介護サービスの利用、脳梗塞による入院など、生活は少しずつ変化していきました。
そして2026年7月、節子さんは施設へ入所。鈴木さん自身も、これまでの介護を振り返りながら「母にとって幸せな環境とは何か」を考えてきたことを明かしています。
本日(2026年8月30日)時点で公表されている情報をもとに、鈴木蘭々さんと母・節子さんの歩みを整理します。
2021年の圧迫骨折がきっかけ
鈴木さんの母・節子さんは、2021年に背中を圧迫骨折しました。
当時は鈴木さんの自宅から電車で1時間半ほど離れたマンションで、一人暮らしをしていたといいます。
骨折後、以前より動作がゆっくりになったことから、鈴木さんは訪問サービスなど第三者による見守りが必要だと考えるようになりました。

そこで問題になったのが、母親の自宅にある大量の荷物でした。
ベッドを入れるスペースを確保する必要もあり、鈴木さんは実家の片付けに取りかかります。
母との片付けでぶつかることも
節子さんは若いころからおしゃれや趣味を楽しんできたこともあり、家には洋服やアクセサリーなど、たくさんの物があったそうです。
しかし、本人にとって大切な物を家族が簡単に処分するわけにはいきません。
鈴木さんも、片付けをめぐって母親と意見がぶつかることがあったと振り返っています。母親の気持ちを尊重しながら整理することの難しさを感じたそうです。
そんな中で鈴木さんが見つけた方法が、「これ、ちょうだい」と母親に声をかけて譲ってもらうことでした。
欲しい物でなくても「もらっていくね」と声をかけることで、母親自身が納得した形で物を減らしていったといいます。
介護のための片付けでは、単に物を減らすだけでなく、本人の気持ちに配慮することも大切なのだと感じさせられるエピソードです。
訪問介護とデイサービスを利用
圧迫骨折から半年ほどたったころ、節子さんは訪問介護とデイサービスを利用するようになりました。
その後、物忘れが進み、鈴木さんへの電話が夕方になると何度もかかってくる時期もあったそうです。
2023年には、節子さんが「手が動かない」と訴えたことをきっかけに、デイサービスのスタッフが対応し、病院を受診。
脳梗塞と診断されたことも明かされています。
幸い大きな後遺症は残らなかったものの、その後はデイサービスの利用回数を増やし、鈴木さんも週末に母親の様子を見に行くなど、家族によるサポートを続けました。
施設入所という選択
その後も節子さんは入退院を繰り返すなど、生活環境は変化していきました。
鈴木さんは自身のブログでも、施設への入所について、ケアマネジャーなどと相談しながら準備を進めていたことを明かしています。
そして2026年には大腿骨を骨折。
手術後のリハビリが思うように進まず、車いすでの生活となったことから、自宅での生活を続けることが難しくなり、施設への入所を決めました。

2026年7月、節子さんは施設に入所しています。
長年住み慣れた自宅を離れることは、本人にとっても家族にとっても大きな決断だったと考えられます。
施設入所後に始まった実家の片付け
母親の施設入所後、鈴木さんが向き合うことになったのが、実家の片付けです。
介護では、本人の生活を支えるだけでなく、住んでいた家や荷物をどうするのかという問題も出てきます。

実家の片付けは、物を処分する作業だけではありません。
思い出の品をどうするか、本人が大切にしてきた物をどう扱うか、家族の間でどのように役割を分担するかなど、さまざまな判断が必要になります。
鈴木さんの場合も、母親の気持ちを考えながら片付けを進めてきたことが、これまでの発信から伝わってきます。
「母にとって幸せな環境」を考える
鈴木さんは、母親の介護を経験する中で、すべてを自分一人で抱えるのではなく、ケアマネジャーやデイサービスなどの支援を受けながら生活を支えてきました。
以前のインタビューでも、母親の介護について、家族だけで抱え込まず、地域包括支援センターやケアマネジャーに相談した経験を語っています。

介護は家族の気持ちだけでは解決できないこともあります。
だからこそ、介護サービスを利用しながら、本人にとって無理のない環境を考えていくことが大切なのだと思います。
私自身も母の介護を経験しましたが、施設に入所してからのほうが、母の生活が安定したと感じることがありました。
施設というと、家族から離れて暮らすような印象を持つかもしれません。
でも、食事や空調など生活に必要な環境が整い、専門のスタッフに見守ってもらえることは、高齢者本人だけでなく家族にとっても安心につながります。

もちろん、施設に入ればすべて解決するわけではありません。
本人の希望を聞きながら、家族や介護の専門家が一緒に、その人に合った生活の形を考えていくことが大切なのでしょう。
鈴木蘭々さんも、母親の介護を振り返りながら「母にとって幸せな環境って何だろう」と考えていると語っています。
親の介護は、いつ始まるのか分かりません。
元気なうちから家族で話し合い、困ったときには介護の専門機関に相談する。今回の鈴木さんの経験からも、そんな準備の大切さを感じます。
参考資料
・鈴木蘭々オフィシャルブログ「Lan Lan World」
・読売新聞「ケアラーの風景 ささえるあなたへ」
・STORY「鈴木蘭々さんが語る介護」
・介護ポストセブン「鈴木蘭々さんの母親介護」
・OTONA SALONE「鈴木蘭々さんも介護中」


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