なぜ外国人観光客は日本の漢方を選ぶの?現場で感じた人気商品の共通点

登録販売者

外国人旅行客に人気の漢方・サプリとは?漢方薬局で働いて感じたこと

日本の漢方は海外からも高い信頼を集めています

本日(2026年8月2日)時点でも、訪日外国人旅行客による医薬品や健康食品の購入は活発です。

私が勤務する漢方薬局でも、日本人のお客様だけでなく、台湾や香港、中国などアジア圏を中心とした旅行客が来店されます。

駅前の大型ドラッグストアではなく、オフィスビルの一角にある小さな店舗にもかかわらず、目的の商品を調べて訪ねて来られる方が少なくありません。

最初は「どうしてこんな場所まで知っているのだろう」と驚きましたが、日本製の漢方薬や健康食品への信頼の高さを実感する出来事でもありました。


当店で人気の商品

レンチンプラス(健康補助食品)

 

ティティ
ティティ

特にアジア圏のお客様から人気が高い健康補助食品です。

 

「家族へのお土産に」とまとめて購入される方も多く、台湾在住のお客様が定期的に10箱ほど購入されることもあります。

健康維持を目的として長く愛用されている方が多い印象です。

回春仙(第2類医薬品)

 

ティティ
ティティ

生薬を配合した強心薬です

以前、在庫が切れていた際には、帰国日までに受け取りたいとのご希望でメーカーへ急ぎ発注したこともありました。

旅行中でもわざわざ購入に来られるほど、人気の高さを感じます。

救心感應丸氣(第2類医薬品)

 

ティティ
ティティ

当店でも非常に人気の高い商品の一つです。

 

動植物性生薬を配合した製品で、入荷しても短期間で売り切れることが珍しくありません。

リピーターのお客様も多く、日本旅行のたびに購入されるケースもあります。

SANGOKUN(歯磨き粉)

医薬品ではありませんが、与那国島産の化石サンゴ由来の「サンゴアパタイト」を配合した歯磨き粉です。また、SANGOKUNはオートレーサーの森且行選手が愛用していることでも知られています。メーカー公式サイトや販売元でも紹介されており、商品の品質に関心を持つ方から注目を集めています。

歯の汚れを吸着しやすい特徴があり、価格はやや高めですが、お土産として複数本まとめて購入される方も少なくありません。


ドラッグストアでも人気の漢方薬

ドラッグストアでは、次のような漢方薬も外国人旅行客から人気があります。

・清肺湯(ダスモックなど)
・防風通聖散(ナイシトールなど)
・葛根湯

清肺湯は、のどや気管支のケアを目的に選ばれることが多く、防風通聖散は体重管理や便秘改善を期待して購入する方が見られます。

また、葛根湯は日本を代表する漢方薬として知名度が高く、風邪のひき始めに備えて購入する旅行客も少なくありません。

なお、医薬品には効能・効果や対象となる症状が定められているため、購入時には薬剤師や登録販売者の説明を受け、自分の症状に合ったものを選ぶことが大切です。


私自身も葛根湯には助けられています

私も風邪のひき始めには葛根湯を服用することがあります。

漢方薬局で働くようになるまでは、有名な葛根湯くらいしか知りませんでしたが、実際に働き始めると、数多くの漢方薬や健康食品があることに驚きました。

メーカーごとに製法や配合へのこだわりがあり、それぞれ特徴が異なることも、現場で学んだことの一つです。


人気商品の共通点とは

ティティ
ティティ

外国人旅行客に人気の商品を見ていると、共通している点があります。

それは、「価格だけで選ばれているわけではない」ということです。

決して安価ではない商品でも、「品質への信頼」「長年販売されている実績」が評価され、繰り返し購入されるケースが多くあります。

日本では、生薬の品質管理や製造工程が厳しく管理されており、その安心感が海外のお客様にも伝わっているのかもしれません。


まとめ

漢方薬局で働いていると、日本では当たり前に見かける商品が、海外のお客様には「ぜひ買って帰りたい商品」として選ばれていることに驚かされます。

私自身も勤務するまでは知らなかった商品が多くありましたが、お客様との会話を通して、それぞれの商品が長く愛されている理由を少しずつ理解できるようになりました。

これからも現場での体験を通して、日本の漢方や健康食品の魅力を分かりやすくお伝えしていきたいと思います。


参考資料

・厚生労働省「一般用医薬品(OTC医薬品)について」
https://www.mhlw.go.jp/

・独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)医薬品情報
https://www.pmda.go.jp/

・日本漢方生薬製剤協会
https://www.nikkankyo.org/

・六基食品株式会社

サンゴくん オフィシャルサイト

コメント

タイトルとURLをコピーしました