2026年7月、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さんが、大腸の腫瘍切除手術を受けたことを公表しました。退院後は医師の指導のもと、活動を継続すると発表されています。
このニュースをきっかけに、「大腸がんはどんな人がなりやすいのだろう」「手術後は普通の生活に戻れるのだろうか」と気になった方も多いのではないでしょうか。
本日(2026年7月18日)時点の公表情報や医療機関の資料をもとに、大腸がんの特徴や予防、術後の生活について調べてみました。
大腸がんになりやすい人の特徴
大腸がんは日本でも患者数の多いがんの一つです。次のような特徴がある人は、一般的に発症リスクが高いとされています。
- ・50歳以上
- ・親や兄弟姉妹に大腸がんになった人がいる
- ・大腸ポリープを指摘されたことがある
- ・潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患がある
- ・肥満や運動不足
- ・赤身肉や加工肉を食べる機会が多い
- ・喫煙や飲酒の習慣がある
- ・2型糖尿病がある
もちろん、これらに当てはまらない人でも発症することはあります。そのため、便潜血検査など
定期的な検診を受けることが大切です。
手術後の予後は?
大腸がんは、早期に発見できれば手術だけで治癒が期待できるケースも少なくありません。
一方で、進行度によっては手術後に抗がん剤治療を行い、再発予防を目指すこともあります。
現在は手術方法や治療薬も進歩しており、多くの方が仕事や日常生活へ復帰されています。
食事で気を付けたいこと
退院後は消化の良い食事から始め、徐々に通常の食事へ戻していくのが一般的です。
体調が落ち着いてからは、
- 栄養バランスを意識する
- 野菜や果物を適度に取り入れる
- 赤身肉や加工肉を食べ過ぎない
- 十分な水分を摂る
- 適正体重を維持する
といった生活が勧められています。
ただし、手術直後は食物繊維を控えるよう指示される場合もありますので、医師や管理栄養士の指導に従うことが大切です。
再発予防のためにできること

退院後は無理をせず体力を回復させながら、生活習慣を整えていきます。
特に勧められているのは、
- ウォーキングなどの適度な運動
- 禁煙
- 十分な睡眠
- ストレスをため込み過ぎないこと
- 便通の変化をよく観察すること
です。
適度な運動は体力維持だけでなく、再発リスクを下げる可能性も報告されています。
再発しやすい時期
大腸がんは、再発する場合の多くが術後3年以内に見つかるとされています。

そのため、術後5年間は定期的な通院が重要です。
経過観察では、
- 血液検査(腫瘍マーカー)
- CT検査
- 大腸内視鏡検査
などを組み合わせて再発の有無を確認します。
再発は肝臓、肺、リンパ節、腹膜などに起こることがあり、症状がないまま見つかることもあるため、自己判断で受診をやめないことが大切です。
手術後に注意したい症状
退院後に次のような症状が続く場合は、早めに主治医へ相談しましょう。
- 血便が続く
- 強い腹痛
- 便秘や下痢が長引く
- 急な体重減少
- 発熱
- 息切れや長引く咳
- 強い倦怠感
治療費はどのくらい?
大腸がんの手術は高額になることがありますが、日本では健康保険や高額療養費制度が利用できます。
例えば医療費総額が約100万円だった場合でも、所得区分によっては自己負担額が約8~9万円程度まで軽減されるケースがあります。
また、手術後は定期検査や外来診察、必要に応じて抗がん剤治療などの費用がかかります。
個室代や通院交通費、仕事を休んだ際の収入減などは自己負担となるため、民間のがん保険はこうした生活費を補う目的で利用されることもあります。
まとめ
松本人志さんの手術のニュースをきっかけに、大腸がんについて改めて調べてみました。
大腸がんは、日本人に多いがんですが、早期発見・早期治療によって良好な経過が期待できる病気でもあります。
日頃から食生活や運動習慣を見直し、50歳を過ぎたら便潜血検査や必要に応じて大腸内視鏡検査を受けることが、自分や家族の健康を守る第一歩になるのではないでしょうか。
参考資料
・厚生労働省「がん対策」
https://www.mhlw.go.jp/
・国立がん研究センター がん情報サービス
https://ganjoho.jp/
・日本消化器病学会
https://www.jsge.or.jp/
・厚生労働省 高額療養費制度
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryouhoken/juuyou/kougakuiryou/
・松本人志さんに関する所属事務所・報道各社の公表内容


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